アスペルガー症候群の生きにくさ。ソーシャルとレニングで社会的訓練に取り組もう

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アスペルガー症候群とは発達障害のうちの一つで、コミュニケーション能力や社会性などが問題とされます。

明確な原因はわかっていませんが、持って生まれた脳の障害です。

 

アスペルガー症候群は知的な遅れや言語の遅れがないために、幼児期の検診などでは見つけにくいと言われています。

 

 

障害だと気づかずに生きづらさを感じたり、まわりの理解を得られずに苦しんでおられる方が多いのも特徴です。

 

 

アスペルガー症候群が見つかりにくい訳とは

自閉症もアスペルガー症候群と同じくコミュニケーション、対人関係、こだわりなどの特徴を持ち合わせます。

 

ただし自閉症の場合、程度の違いはあれ言葉の遅れをはじめとした知的障害が伴いますので、幼児期に診断が下される場合が多いでしょう。

 

早期療育、早期支援が取り組まれている自閉症に対して、アスペルガー症候群はその障害がなかなか発見しにくい為に早期療育の機会を見過ごしてしまう可能性があるのですね。

 

 

幼児期は高度なコミュニケーション能力が必要とされないので、まわりの子供たちと同じように遊び同じように成長していきます。

 

 

幼児期~幼稚園くらいの時期の遊びではそこまでコミュニケーション能力が必要とされずに、アスペルガー症候群だなんてまったく気づかなかったという場合もあります。

 

 

年齢が上がるにつれて生きづらさを感じるように

ただし、学童期に入り、複雑な対人関係が生まれたり、集団生活や社会生活の重要性が増していきます。

 

なかなか友達との関係がうまいこと行かなかったり、まわりから「わがまま」だとか「わかった人」と見られてしまうのが特徴です。

 

年齢が上がるにつれてきめ細かなコミュニケーション能力や対人関係が求められるようになります。

 

大人になって自分の特性を理解しないまま、自分に合わない仕事についてしまって複雑な社会での関わりについていけずに苦しんでいるという話はよくききます。

 

アスペルガー症候群もなるべく早く、自分の特性について理解して、状況に応じた行動をとれるように訓練を続けていく必要があります。

 

コミュニケーションスキルや人との関わり方などソーシャルスキルトレーニングを繰り返していく中で、より社会で順応しやすくなります。

 

早い内から療育の場で、自分のあった対処法を身につけつことで、苦手意識を減らしていく事が可能です。

 

 

特定の力にすぐれる場合も

アスペルガー症候群の方は限定された物事に対して強いこだわりを持たれる場合があります。

 

また日課など決められた事を徹底的に守ってまわりからは融通が効かないと思われがちです。

 

その特定の物事への集中力を自分の趣味や仕事に活かすことができればすぐれた力を発揮できると言われています。

 

特定の分野でものすごい力を発揮している少し変わった人ととして、その業界では有名となっておられる場合が多いです。

 

 

ソーシャルスキルトレーニング(SST)が効果的

自閉症やアスペルガー症候群の療育で取り入れられているがSSTです。

 

SSTとは社会で生きていくにおいて必要とされるルールを理解して、対人関係を築き上げていく為の訓練です。

 

アスペルガー症候群の特徴として次のようなものがあります。

 

・相手の考えている事を読み取りにくい

相手が実は嫌な顔をしていたとか、相手が嬉しそうにしていたなど、言葉以外の表情やしぐさなどが読み取ることができずに、言葉のまま受け止めてしまう場合があります。

 

 

・話が一方的になる

自分にとっては興奮した面白い話を、相手の気持ちを考えずに一方的にしゃべりつづけてしまって、会話のキャッチボールになっていない事もあります。

適度に相手の話を聞いたり、相手の意見を求めるのもコミュニケーションなのですが、そういったやりとりが苦手とされています。

 

 

 

・心の中の言葉をそのまま言ってしまう

心の中で思ってもそれを口に出してはいけない場面はたくさんあります。

相手に「太ったんじゃないの?」とか「背が低いね。」など体の事を含めてそれを言ってはいけない事をついつい口走ってしまいます。

 

相手の立場にたって考えるのが苦手で、無意識の内に本音をしゃべってしまいます。

 

 

・言葉通りに受け取ってしまう

年齢と重ねてくれば会話の中で微妙なニュアンスや冗談や、場合によっては皮肉を言われたりする場合もあります。

 

コミュニケーションを取り、場を和らげるために言った冗談を本気でとってしまって場の雰囲気を凍りつかせたりする場合があります。

 

まさに言葉通りに受け止めてしまって相手の言っている真意を理解できないのですね。

 

 

ソーシャルトレーニングに取り組もう

ソーシャルスキルトレーニングではさまざま場面を想定して、社会においていかに人と関わっていくかを学ぶ訓練を行っていきます。

 

実際にこういう場面では相手はどのような気持ちになっていて、どう言葉をかけてあげればいいのか?などロールプレイの形ですすめられます。

 

また日常生活の中の場面でこんな事に出くわしました。その場面の状況を的確に理解して、正しい行動を取ることを目的に訓練が進められていきます。

 

ソーシャルスキルトレーニングは学校や療育機関で行われますが、家庭内でも行うことができます。

 

場面場面で、深い理解を促す必要があるとおもったら、その事についてゆっくりと話しをして、意見を出し合うことこそがソーシャルスキルトレーニングに繋がります。

 

 

SSTの参考書籍にはさまざまな場面を想定したソーシャルストリーが収録されています。

 

その場面を読んで、絵を見て立ち振舞を考える事で、自分の行動を見直すことができます。

 

アスペルガー症候群の方は知的な遅れがないものの、社会性に問題となる場合が多いのです。

 

 

なるべく早い段階から社会に適応していけるように、療育を通じて学んでいく事で、生きやすい環境を整えて知識をつけていく事ができるのです。

 

 

 

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